天下布武(MD.SFC)
1991年 (GAMEARTS)
このゲームはメガドライブとメガCDを買ったときに安かったので(当時1000円)
一緒に買ったものである。それと同時に俺が初めて買った戦国モノゲームでもあった。
当時、まだ、ゲーマーと言う程でもなく、友達の家に行ってやる程度だった俺にとって、
声が出るゲームというモノは恐ろしく新鮮で、バイトした金、4万で迷わず買ってしまった。
そして、このゲーム。
オープニングに「ヒュル〜ル〜♪」という尺八の音とともに戦国時代の説明をし出すのだが、
ここからしてとてもいい!!のだ。「しゃ、しゃべった・・・」と口に出すほどでもなかったが、
とても青かった俺は結構興奮した。それに加えて、映画のような映像を背景にして、作成者などの名前が
ローリングしてくるのである。今で言うと、「FFP」を初めて見たくらい感動したことを覚えている。
ゲームの内容もとてもすごい。
一応、シミュレーションなのだが、天下布武と言うタイトル通りに主な目的・行動は戦いである。
戦略フェイズにおいて、下準備をし、戦略フェイズにおいて、戦う。ただこれだけの作業。
しかし、このゲームにはゲームにとって一番必要とされる緊迫感がふんだんにある。
同盟してもいつ裏切るか分からない、一揆もすぐ起きる、コンピュータに目の敵にされるなどなど。
他にも古いゲームなのに光栄の最近のゲームに含まれている事柄がいっぱい詰まっているゲームなのである。
このゲームがあったから今、ゲームにはまっているのかもしれない。
しかし、自分ではいいと思っていても他人には理解されないと言うのは多々あることで
この天下布武も例外に漏れず、友達などに勧めてみてもあまりいい返事は帰ってこないのが現状である。
しかし、これ以上遊べる戦国ゲームには未だあったことがないのも事実である。
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